高山若頭出所後早々に組織力強化を図っている。六代目山口組、またその中核となる三代目弘道会の体制強化を図っている。反対に神戸山口組は2019年の10月五代目山健組定例会の日、六代目山口組三代目弘道会傘下稲葉地一家のヒットマンに山健組々員が2名殺害されその後、神戸山口組は以前それに対する報復攻撃などは見られていない。
神戸山口組の動向が気になる。
一時、何もない日々が続いているが六代目山口組では捜査関係筋にわかっている以上に組織全体の底上げが行われているだろう。
出典 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191012-00586624-shincho-soci.view-000
組の三役変われば、組織力も大きく変わる。
これは、何処の組でも言える事だが、組織の三役(若頭、舎弟頭、本部長)が変われば組織色も変わる。2019年4月神戸山口組の中核組織、五代目山健組 與則和若頭を神戸市内の商店街で襲撃し殺人未遂で逮捕されたのはこの度、若頭に昇格した野内正博組長率いる野内組である。
六代目山口組若頭兼三代目弘道会総裁である高山若頭、三代目弘道会 竹内組長ら執行部ら新人事を刷新したと思われるが、まさに抗争に貢献した組が昇格している。
野内組が武闘派組織である事は、言うまでもないが三代目弘道会の若頭に就任したとなれば組織の色も変わる。それは若頭が武闘派であれば、弘道会は更に武闘派組織のイメージが強くなるだろう。
心賞必罰 不言実行の山一抗争時の組指針を思い出させる様な弘道会の体制固め
山口組と一和会の抗争時、山口組は組指針として「心賞必罰 不言実行」という事を掲げた。
それは賞罰を厳格に行うこと。賞すべき功績のある者には必ず賞を与え、罪を犯し、罰すべき者は必ず罰するという意味で不言実行とはあれこれ言わず、黙ってなすべきことを実行すること。
まさに高山若頭、三代目弘道会竹内組長始め弘道会執行部はまさに山一抗争時の組指針のとおり行っている。
先日の野内組の山健組與若頭襲撃事件に続き、名古屋の名門組織、稲葉地一家の組員が山健組事務所前で2名射殺などをしている。組に尽くす士気が高まると後にドンドン続く事が予想されるが、昔と違い警察も相当警戒しているのでそこは弘道会サイドも重々わかっている事だろう。
どんな事をしてでもやったらええんや
ある関係者から話を聞く事が出来た。その関係者は
「タマとるのに、別に道具無くてもええ、相手が歩いていれば車で突っ込んだらええんや!交通事故やがな」と、話す。
もはや関係者は青信号でも注意しないと行けない。
弘道会の抗争時、攻撃、諜報に特化した部隊は過去に十仁会と呼ばれていた。
その名前は最近聞かないがそのメンバーが野内組長率いる野内組の傘下に入ったと聞く。
これまでの野内組、稲葉地一家の報復、更にさかのぼると大石組若頭への報復活動を見ているとかなり下調べした上での犯行が伺える。
相当、訓練されたものかと思われる。
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