六代目山口組高山清司若頭が出所し神奈川、四国に向かうなど多忙な日々を送られているようだ。また、暴排条例で山口組総本部、関係事務所など使用制限があることから先日11月5日に名古屋市内の組関連施設で六代目山口組の執行部が集まって何らかの話し合いが行われた。そこには司忍組長も同席されていたとの事だったらしい。
自分も以前記事にしたがこの様な集まりなどはこれから名古屋で行われると思う。
高山若頭は早速、人事の改革を速めた。
神戸山口組から移籍した
三代目杉本組の山田組長(岡山県津山市)と二代目兼一会の植野会長(大阪府大阪市)だった。
これは神戸山口組若しくは任侠山口組からすれば驚いたと思う。
一度は割れて出て行った組織が戻っても冷や飯を食わされると誰もが意識していただろう。
こうなると、六代目人事は続くし、神戸若しくは任侠からも続いて願い出る者もいるのではないかと思われる。
高山若頭は神戸に対し「ほかの奴は許してもあのハゲだけは許さない」と言っているとの事。
高山若頭不在時にこうしたクーデターを起こされた事に余程、憤慨していると思われ今後の高山若頭の動向が気になる。
今後の展開予想
暴排条例により拳銃などを使った抗争は組の存続にも影響するから無駄な弾は使わないとみられるが神戸側から山健組事務所前発砲事件での報復攻撃も懸念される。
六代目山口組高山若頭、執行部はこの神戸山口組にいた三代目杉本組、二代目兼一会 六代目山口組直参への復帰を皮切りに、神戸山口組に一層の揺さぶりをかけて切り崩していくかと思われる。
六代目山口組司忍組長、高山清司若頭
出典 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191012-00586624-shincho-soci.view-000
しかし、どうなろうがヤクザのシノギの苦しさは変わらない
任侠か神戸かは言えないが役職を持っている幹部と電話で話したが。現実、シノギがやり辛く身動き出来ないのが現状だ。
もし、抗争が終結してもヤクザに対する締め付けはなんら変わらない。
中には一時的に儲けている組員もいるだろうが、会費、生活費に困窮するヤクザが多いのは現実だ。
数年前に花隈近辺(山健組事務所周辺)の暴力団事務所がこぞって売りに出しているとの話も耳にしたことがある。
ある幹部は、山口組の分裂前に神戸のクラブラウンジにその分裂後、組長となる人に呼び出され、店のVIPルームで軟禁状態にされて、同意するまで帰してくれなかったという。
最後に土下座を強要され「●●親分が一番です。」と、言わされたそうだ。
移籍後、本人は半ノイローゼ状態で自分では対人恐怖症だと言っていた。
その幹部は関西ではないのでつくづく「楽になりたい」「六代目には帰られないから地方で一本組織としてやっていきたい」と、語っていた。
出典 サンテレビ
筆者後記
自分もみちのく抗争、山竹抗争を経験したがその時は山口組が一つであった。
事件を起こしても戻れる組があるという当時安心感はあった。
しかし、この度は3つ巴に別れているので、これからもし事件を起こそうと思っている組員は果たして組が存続しているのだろうかという不安になる気持ちは分からないでもない。
山口組の2次団体、3次団体以降になると余計に組の存続が気になるであろう。
誰が本物の山口組なのか答えは一つやと思います。
それを早く各組員に伝えてあげる事がバラバラにならない事にもつながると思う。
抗争の早期終結、一般人に被害が起きない事を祈ります。
最後まで読んで下さり有難う御座いました。