倒産した時、勤め人のドン底と経営者のドン底はどん底の深さが全然違う。(人生やり直しは何回でも効く)

人生上手に生きていると言ったら怒られるかと思うが普通の勤め人はよほど悪い失敗をしない限り大きな挫折はしない。しかし、「自分はトップになる!」「経営者になる!」と思い起業などすればもう、上手に生きて行くのではなくむしろ綱渡りをして歩いているのと同じである。外見から見れば社長、社長と言われ羽振りがいいのが羨ましく思うだろう。

経営者というもの、いつも自分の計画性や理念を心得ていなければいつか足元をすくわれてドン底に落とされるだろう。

 

目次

倒産した時、勤め人のドン底と経営者のドン底はどん底の深さが全然違う。

 

誰でも知っているかと思いますが、勤め人はもし、失業しても直ぐに年齢、スキル等に苦労すると思うがここでは、その問題を省略させてもらうがとりあえず給料が支給されていない場合でも行政から建て替え制度もあるし。失業保険制度があるので苦労すると思うが何とか就職活動等に体制を切り替えられる。

 

しかし、経営者はそうにはいかない先ず、会社が崩れる前に入金先の都合で入金日が変更した場合や、経営者が道楽にボケたりする場合資金繰りが悪化する。

資金繰りが悪化するとここでは詳しく書きませんが倒産してしまう。

順風満帆ならなんともないが会社の運転資金調達と言うのは体調を崩す程、心身共にボロボロになる。

 

ここで、すでに勤め人と経営者のどん底の違いがわかる。

 

それで、法人にしていた場合、閉業する時、会社に負債がある場合、代表取締役社長は破産しなければいけない。

 

弁護士を入れ管財人になってもらい破産の手続きをするわけだが負債の金額によって破産手続きの申請も違うが決して安い金額ではない。

 

結構な負債金額の場合は家も持って行かれるだろう。

 

 

この様に会社が倒産した会社員と会社経営者のどん底の深さの違いなのである。

 

元社長はなかなか潰しが効かない

会社が破綻後、元経営者は孤独を味わう。

人生のどん底だ、今まで作り上げた城が崩れたわけだから方向性が見失う。

元経営者は行政から失業保険、生活福祉金貸付制度の対象とならないから生活資金にも困る。

殆どの元経営者は全額会社に継ぎ込んだと思うのでここで

「少しでも自分に隠し銭を置いておけば」と、悔やむだろう。

 

元経営者がしていた業種ではなかなか名前が知れてしまい。元経営者も精神的に無理だと思うが就職活動した時、雇用する側も

「元社長なのでみんなが遠慮するから」等と拒否されるだろう。

 

これは自分も経験がある。だから神戸から誰も知り合いのいない横浜に行ったのである。

また、元経営者は順風満帆な時、楽も味わっているので本当に1から末端の社員として働けるかが問われる。プライドが邪魔している元経営者は雇ってもらったとしてもそこで辞めてしまうだろう。

どん底であがき苦しんで這い上がるしかない

 

会社を倒産させた元経営者は何人もいると思うしかし、生きて行かないといけないのだからあがき苦しんでも道を開いていけないといけない。

第2の人生を歩まないといけない。

自分の知っている人で

元土建屋の社長は現在、水道工事の従業員。

元不動産屋の社長は現在、日本にいる外国人向け日本語講師

元総合建設業の社長は現在、風俗店社長の運転手

元3店舗経営していた焼肉チェーン店の社長は現在、解体工事作業員

元5店舗焼き鳥チェーンをしていた社長は現在、屋台で経営者に

 

しかし第二の人生も成功させた社長もいる。

元商社の社長は12億で破産して45歳で薬科大学に入学して現在年商28億の調剤薬局の社長(兵庫)

元土建屋の社長は現在IT関係で起業し年商2億円(50歳で起業)(兵庫)

元建設業の社長は3年間勉強し55歳で起業、都内で特殊機械工事で年商30憶

 

この様にすべては失敗ではないので自分のやる気さえあれば1度2度、会社を潰そうが立ち直れるのである。

筆者後記

勤め人も経営者も欲と言うものは大切だと思うがこの欲が度を過ぎない様に注意しなければいけない。1日、1日を真面目に勤めなければいけない。

中には脱サラして起業を考えている人もいると思うが銀行に出す事業計画書以上に失敗しない為にも、もっと具体的に計画してほしい。

また、経営者の方は普通の人間と失敗した時のリスクが違うので行動、言動などつねにそのことを周知徹底して行動してください。

 

また、事業を失敗して露頭に迷っている人は「自分は終わった」と悲観ばかりせずに決して自殺などを考えず、少しでもいいから明日に向けて行動してほしい。

自分は倒産、閉業を2回経験したが破産はしていない。

こんな学歴も商才の無い元ヤクザの自分でもなんとか食いつないでいるのだからだれでもできるはずです。

 

最後まで読んで下さり有難う御座いました。

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