トラブルの仲裁人、弁護士には嘘つく事無く正直に言う事が大切

経営者は職員を解雇する時は出来るだけ怨恨を残さぬようにしなくては後でしっぺ返しを食らう恐れがあるから気を付けたい。

罪の意識も無く、自分の部下、社員などにしたらパワハラ、モラハラに該当する場合が多いのでくれぐれも自問自答しながら日々努めるべきだ。また、社員、パートを辞めさせる(解雇)させる場合はくれぐれも出来るだけ円満に解雇しなければ、解雇された中には怨恨から仕返しに来る場合がある。自分の知人で焼肉店を経営しているがパート(女性)を不当解雇した為、今度は不当解雇されたパートが客として嫌がらせをしてきた。

 

目次

元パートと暴力団員風2人で客として来店

 

その焼肉店は神戸市内にあり経営者から自分に電話が掛かってきた。その内容は

【ヤクザみたいなんが来て、店内で嫌がらせをしている直ぐに来て欲しい】

と、声を震わせて電話が掛かってきたので自分は

【いやがらせと言ってどんな事しよるの?】

と、聞くと経営者は

【元、パートとヤクザみたいなんが来て、焼肉の炭火に水入れたり、飲み物こぼしたりしてるんよ】

自分は

【元パートに何か恨みを買ったんと違うんか?警察呼ばんかい】

経営者は後の仕返しが怖いと言って警察には通報したくないといい自分に来てくれと言ったので仕方なしに行った。

 

その店に行く道中、経営者から電話で事情を聞きながら店に向かったが事情を聞く限り

なんら普通に数週間前に解雇通告をだして怨恨も無いと言う。

 

まず両方から事情を聞く

 

店内に入るとすぐに元パートと暴力団員風の席が分かった。

自分はその席に行き

【お食事中すいません、この店の社長の友達ですねんけどお話よろしいですか?】

と、言ってそのテーブルに座らせてもらった。

 

自分の名前を言うと暴力団員風の男は名前を知っていてくれた様で大人しくしていてくれた。

元パートの女性に

【私、事情がまだ分からんのですけど、この店に働いている時何かありました?】

と、女性に聞いた。

 

すると、普段から経営者は、元パートに対して高圧的に仕事の指示をしたり、パートに対して物に当たったり、ため息を過度についたり、解雇通告も前日に【明日から来なくていい】

という事だったので経営者をテーブルに呼んだ。

 

そして話の突合せをするとやはり店側に問題があった様で経営者に謝罪させた。

 

気持ちはわかるがあと、労基行くなりして経営者と納得のいく話をして、自分が来た限りこういう店のイジメ方はやめて欲しいと目の前で経営者を叱責した。

 

何かの因果があって嫌がらせをしてきているので喧嘩やもめ事は両方の話を聞かなくてはいけない。

 

仲裁に入ってもらう時には正直に言わないといけない。

 

話が収まった後、元パート連中は勘定を無料にして帰ってもらった。

自分は経営者に対して、従業員に恨みを買う様な使い方や発言は慎めといい、何より経営者から話を聞いた時、怨恨は無い、数週間前に解雇通告を出したという嘘に対して怒った。

 

もし、先方の言い分も聞かずに話していたら揉めている。

 

 

筆者後記

 

何でも仲裁人に入ってもらう時には正直に物事を伝えないといけない。

 

自分の悪い点、やったのにしていないと言いがちだが、そこは正直にならないといけない。

 

ましては弁護士でもそうだ。弁護士にはもし犯罪を犯していても取り調べには否認をしても良いが弁護士には全部正直に言わないと後々、話がおかしくなる。

 

離婚問題でもそう、DVしてしまったら自分の弁護人には正直にDVしたと伝えなければ弁護しきれない。

 

とにかく、やってしまった事は仕方がない。それに対して仲裁人、弁護士には正直に物事を伝える事が大切だと思う。

 

最後まで読んで下さり有難う御座いました。

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