六代目山口組(司忍組長)と神戸山口組(井上邦雄組長)、2019年10月18日に六代目山口組高山清司若頭出所して以来、全国各地で抗争が激化している中、六代目山口組高山若頭が出所する前の8月に兵庫県神戸市中央熊内町の三代目弘道会(竹内照明組長)神戸事務所前の

銃撃事件で五代目山健組の中田浩司組長(60)が今月3日大阪市内にいるところを逮捕された。

何故、神戸山口組の中核であり五代目山健組の中田組長が組員を差し置いて自らミニバイクにまたがりヒットマンになったのか

業界は驚きを隠せない。

出典 FNN

神戸市中央区の指定暴力団山口組直系「弘道会」神戸事務所前で今年8月、弘道会系組員が銃撃を受け重傷を負った事件で、兵庫県警は3日、殺人未遂の疑いで、対立組織の神戸山口組直系「山健組」組長、中田浩司容疑者(60)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。県警は中田容疑者が銃撃の実行犯とみて捜査している。

事件は8月21日午後6時すぎに発生。弘道会系組員(51)が、神戸市内の組事務所に車を止めようとした際に、ヘルメット姿の黒いバイクの男に銃撃され、腹や腕などに重傷を負った。

捜査関係者によると、県警は事件の2日後、犯行に用いた可能性のある黒いバイクを現場の約600メートル南で押収した。さらに数日後には、乗り換えたとみられる白いバイクを、現場から約2・5キロ離れた病院駐車場で発見。その後、防犯カメラによる捜査を進め、白いバイクの男が神戸市内の山健組組長宅に入る姿を確認した。

県警はこの男と中田容疑者が同一人物であると判断。殺人未遂容疑で逮捕状を取り行方を追っていたところ、3日に大阪市内で中田容疑者を発見、逮捕した。

山口組と神戸山口組の対立抗争は今年4月以降に激化。11月に元山口組系幹部に射殺された神戸山口組の古川恵一幹部(59)を含め、神戸山口組側の組員3人が死亡した。これらの事件を受けて、警察当局は今月下旬にも、両組織をより規制が強い「特定抗争指定暴力団」に指定する方向で準備作業を進めている。

引用 https://www.sankei.com/west/news/191204/wst1912040002-n1.html

何故、組長自らヒットマンになったのか?

中田浩司組長は神戸山口組の実質ナンバー3の若頭代行を務め神戸山口組内で最大の勢力を誇る山健組の五代目組長であり個人的資産も豊かで政界にも太いパイプがあるなど地元では有名である。

そんな中田組長がどうして自ら、引き金を引いたのか?

関係者に話を聞くと六代目山口組に流れる人員が多く度重なる六代目山口組からの報復に対し神戸山口組とみられる報復行動のタイミングを逃してしまい、分裂した山口組同士による引き抜き、移籍合戦により山健組内部で「誰が信用出来るか分からない、腹を割って物事を言えない」いつ反目に寝返るか分からない情報漏洩の恐ろしさからヒットマンを出す等の秘密情報を出せなった事によると言われている。

また、警察報道によると組員の高齢化でヒットマンに行く若い組員がいないとの情報もあり、暴力団に対する刑罰が厳罰化されて尻込みする組員も多いという。

また、山健組ナンバー2の指令塔 若頭 與組 與(あたえ)則和組長が神戸市中央区春日野道商店街で三代目弘道会野内組々員に刃物で肩と尻を刺される襲撃事件は山健組とって大きなダメージとなった。

中田浩司組長は山健組からだれも報復に行かない事に対し業を煮やして当時、高山若頭の出所前ともあって中田組長自身が自ら行動に起こしたと言われている。

襲撃に使ったミニバイクに指紋を残し、犯行後自宅に帰ると言う行為は警察に対し「逮捕してくれ」と言っているものであり突発的に事件を起こしたと考えられる。

「やられたらやり返す」

ヤクザをしていてこれをしなければ周りの組織からも舐められる。

しかし、六代目山口組の容赦無き攻撃に神戸山口組は防戦一方になっており、山健組の地元である神戸の歓楽街から神戸山口組系の幹部の姿は無くなったと聞く。

中田組長はあとに神戸山口組、山健組々員に後に続いてもらいたったのだろうか今後の山健組、神戸山口組の動向が気になる。

中田浩司組長自ら襲撃した三代目弘道会神戸事務所と現場地図

使用制限が掛けられた山健組本部事務所(上)と弘道会本部事務所(下)

その距離はわずか車で10分程(約3.2キロ程しか離れていなかった。

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