五代目山口組体制十数年で出来た名古屋と神戸の間に出来た怨恨の壁

やられた分はやり返すだろう。山口組当代を襲名した司忍組長は山口組若頭に二代目弘道会 会長高山清司会長を就任させる。

そこから弘道会主体の山口組支配がはじまる。十数年、山健組に冷や飯を食わされてきた弘道会は逆襲にはいる。

そこから次第に関西圏内にいる山健組支持派と共に山健組は弘道会主導である六代目山口組の運営に不満を募らせる。

そして、恐喝事件で高山若頭が逮捕収監されてしまい。若頭不在中に山健組と山健支持派で六代目山口組に反旗を翻し

「神戸山口組」を結成する。

六代目山口組は脱退した者を破門、絶縁処分にする。

絶縁処分

元六代目山口組舎弟 二代目宅見組 入江禎組長

元六代目山口組若頭補佐 四代目山健組 井上邦雄組長

元六代目山口組舎弟 侠友会 寺岡修会長

元六代目山口組舎弟 正木組 正木年男組長

元六代目山口組舎弟 池田組 池田孝志組長

破門

元六代目山口組若中 毛利組 毛利善長組長

元六代目山口組若中 二代目松下組 岡本久男組長

元六代目山口組若中 二代目黒誠会 剣柾和会長

元六代目山口組若中 奥浦組 奥浦清司組長

元六代目山口組若中 雄成会 高橋久雄組長

元六代目山口組若中 二代目西脇組 宮下和美組長

元六代目山口組若中 四代目大門会 清崎達也会長

元六代目山口組若中 真鍋組 池田幸治組長

以上が六代目山口組より処分された。

高山若頭不在中に神戸山口組を結成

六代目山口組に処分された同士で「神戸山口組」を結成する。

組長には四代目山健組 井上邦雄組長が就任、若頭には侠友会 寺岡修会長 副組長には二代目宅見組 入江禎組長らで発足するも

直ぐに神戸山口組内で内紛が起き分裂し任侠山口組(織田絆誠代表)が結成され神戸山口組から離脱する。

この三つに分かれた山口組内で引き抜き合いが続いた。

こうして一枚岩だった山口組が高山若頭不在中に3つにも分裂してしまったのだ。

高山若頭は獄中でそれを知り相当憤慨しただろう。

高山若頭が出所後すぐに若頭業務に戻り山口組、弘道会人事にメスをを入れているが山口組再統一というより神戸山口組を壊滅させるが如く指揮をとっているようにしか見えない。

神戸山口組 六代目山口組に和解に動く?鬼才高山若頭の対応は如何に?弘道会の非情な報復【弘道会】

筆者後記

この様に要所だけをまとめて簡単に書いたが山口組の神戸山口組潰しの裏には五代目当時に山健組贔屓で行われた今までの怨恨が見え隠れする。

弘道会と山健組が肌が合わない事はこれで分かって頂けたと思う。

「組を割って出るのはいい、しかし【山口組】という名称を使うのはどうか?一和会の時の様に、何でも名前があるはず。そこで話がおかしい、山口組に愛着があるのなら我慢して山口組にいるべきだった」と関係者は言う。

高山若頭が復帰し今、着実に物事は進んでいる。

噂される司総裁、七代目山口組高山清司組長体制になるにはこの神戸山口組、任侠山口組をに決着をつけてからだろう。

最後まで読んで頂き有難う御座いました。

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