名古屋市の出入国管理施設でスリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=が死亡した問題で、出入国在留管理庁は事件に携わった4人は訓告処分、またサンダマリさんの生活状態が分かる防犯カメラの開示も管理局側が動画を編集し遺族側に【見るだけ】【遺族側の立ち合い無い】を条件に開示するという我田引水の対応で事件を終わらせようといています。
この事件を受け私(筆者)自身も公務員に傷害行為を受けた事があり他人事と思えず。この事件について少しだけ調べてみました。
何故、収監される事になったのか
サンダマリさんは母国スリランカから日本語研修で日本に来たそうです。
ゆくゆくはスリランカで日本語学校を開く予定だったのかと思います。
その実現の為、ご両親は不動産を担保に入れ日本に行く渡航、学費等を工面したそうです。
日本に来て、ウィシュマ・サンダマリさんは彼氏が出来て後にDVを受けることになります。
その彼氏はサンダマリさんと同じ日本語学校で知り合ったらしく、中絶の強要、貯金通帳も奪われ携帯電話のSIMも抜かれ携帯電話が使えないような状態でサンダマリさんが近くの交番に駆け込む事もあったそうです。
そして学校にも行けなくなり日本語学校の在校資格もはく奪され2020年に名古屋入国管理局に収監されたという事です。
拘留中、彼氏からの脅迫状を入管側が本人に手渡す
留置所、拘置所、刑務所等と同様に入管の週間施設にも手紙の検閲があるそうで彼氏からの脅迫の手紙を検閲し本来なら本人に見せないような手紙をサンダマリさんに手渡したそうです。
サンダマリはそれを見て怯え、自身が収監されている施設の屋上に彼氏がいるのではないかと酷く怯えていたそうです。
私の推測ですがその様な手紙を本人に渡すぐらいですからサンダマリさんの怯え方を楽しみにしていたのでしょう。
そこから次第に体調崩していったそうです。
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