ヤクザの収入は組長だからと言って稼いでいない者もいるし末端組員でも儲けてる人もいる

暴力団の収入をまとめてみたという、ブログを見せてもらった。

組長クラス数億円、ある程度成功している幹部は4000万円、末端組員0~5万円、組長クラスは豪邸に住んでいるとの事、何を基準に書いているか分からないが大きな間違いある。

どの業界でも儲けている人と儲けてない人もいる。ヤクザで大きな肩書でも幹部クラスでも借金まみれの組員はいる。ましては山口組が分裂してその上、当局からの監視下でまともに稼げるのは一部だけだ。

 

目次

見た目と実状は違う

 

三つ巴に分かれた山口組、豪邸に住んで、YouTube等に公開されているが、ある組長クラスの豪邸は元々、三代目山口組若頭補佐の自宅だ。家の名義まではわからないが借りているか安価で買っているかも知れない。

 

また、収入に関しても、しっかりしたフロント(企業舎弟)を動かしていればそれなり儲けている。また逆に、三つ巴の山口組で何処の組とは言えないが大幹部クラスの肩書が10万、30万円の会費に苦しみ借金を重ねていると聞く。

 

また、週刊誌によく出てくる幹部はクラブのママと付き合いそこからお金を引っ張っていると聞く。

 

困っている組ばかりではない、末端組員でも儲けている組がある。

それは山口組傘下の4次、5次団体だ

例えていうと山口組内●●組(2次)内●●会(3次)内●●組(4次)内●●組(5次)

という感じで5次団体ながらもしっかり安定した収入がある。

 

その代わりその組の縄張りには一切、何処の組も入らせない事が有名だ。

知人が言う【わしら、山口組でも枝の枝でかまへんねん。シノギはあるからな、そのかわり誰も(他団体)は入れさせへんし、別に出世も望んでない】

と、言っていた。

 

切羽詰まったヤクザ、シノギに対してどうこう言ってられない。

 

本来、山口組は麻薬、覚醒剤はご法度である。

しかし、暴排条例などでシノギを制限された今、知り合いのある幹部が言うには

【もう、シャブがあかんとか言うてられない、なんでもええから銭になったらええんや】

と、密輸をほのめかしていた。

過去は代紋で稼げというのが当たり前

 

自分が所属していた組は、ある程度シノギ(違法じゃない)の話を提案してくれるが

後は山口組の代紋で稼げと言われてきた。

 

しかし現在は当局の締め付けが厳しい中、代紋(山口組のマーク)を見せると逮捕される。

ヤクザ組織が衰退し愚連隊がこれから蔓延る。家庭環境が複雑な者やならず者の行方は

今は、事務所に登録していない裏組員を如何に動かすかによって収入も変わる。

ある中国地方にある一本組織は市民が応援している。

 

組織名は言えないがある中国地方の指定暴力団は市民と協力し合っている。

その地域に暴力団員風の他県ナンバーがその市内を走行していると住民が組織に通報するのだ。自分も現役時代にその地域を走行の際にはその事務所に連絡を入れていた。

 

また、その地域の歓楽街の花屋、おしぼりなどは全てその一本組織の関係会社である。

まさに、市民とヤクザが共存共栄を図っているのだ。

 

その代わり、飲食店などのトラブルなどには店側は警察に連絡せず、その一本独立組織に連絡しそこの組織がすぐさま駆けつけるような体制をとっている。

 

暴対法、暴排条例が施行されているなか珍しい事だ。

 

長い物に巻かれる様に勢力のある組にはそれなりのシノギが入ってくる。

 

一般企業で解決できない様な、問題などはその時の勢いのある組に依頼する。

企業側も高見の見物でどこが勢いのある組か見定めている。

それは、中小企業だけに収まらない、ネットで調べれば出てくると思うが

大手ゼネコンなどが依頼する場合もある。

 

自分も過去大手ゼネコン担当者に賄賂として毎月50万を支払い、案件情報などを聞き出していた。

その担当者はこちらから呼び出す事も無く、毎月向こうから嬉しそうに連絡してきた。

金で人の心を買うとはこのことだ。

 

筆者後記

ヤクザとは言え時代が変わる様にヤクザのシノギもその時に応じて多種多様に変わる。

いわゆる水商売と同じだ。

 

最初に戻るが、ヤクザの年収は組長だからと言って数億円、末端で0~5万円でもない。

儲けている人間は役職なく儲けている。

 

ヤクザが口を開けてシノギを待っていてもなかなか入って来ない。

犯罪にならない程度の引きと押しでシノギになる話を揺さぶらないとシノギは入って来ない。

 

一般人でも言える事だが、ある程度の人脈を使って行かないとシノギは見つけにくいだろう。

 

せめて暴排条例は暴力団でも正業が持てるようにいてあげたらと思う。

 

最後までお読み下さり有難うございました。

 

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