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太田興業太田守正会長の引退

太田守正組長(中央)

出典 日刊ゲンダイデジタル

この日、神戸山口組井上組長が到着する前に、山健組出身の名門武闘派組織【太田興業】(大阪市)が二代目西脇組事務所に訪れ、神戸山口組井上邦雄組長が二代目西脇組事務所に到着する前に事務所を後にし、そのまま大阪府警に自身の引退と組の解散届を出したという。

太田興業太田守正組長(82)は神戸山口組井上邦雄組長不在の為、組織のナンバー2である侠友会(兵庫県淡路)寺岡修会長に引退の旨を告げ直ぐに事務所をあとにした事から考えると決意の程が感じられる。

2019年8月弘道会神戸事務所前で発砲し1人を重傷させたとして逮捕された五代目山健組中田浩司組長の逮捕に続き、太田興業太田守正組長の引退、太田興業の解散は神戸山口組にとって大打撃となった事は間違いない。

それを裏付けるように井上邦雄組長組長始めしばらく事務所を残ったらしい。

太田興業が大阪府警に引退、解散届を提出した後、神戸山口組は太田興業を「破門」処分とした。

太田興業程の有力団体がいなくなった事はかなりの痛手といえるだろう。

太田興業の引退理由、組の解散

この太田興業の引退理由に際し散て複数の情報が錯そうしている。

●一つの情報は太田興業、太田守正組長は当局の「特定抗争指定暴力団」に認定されると逮捕者も出てくる。現時点でも太田興業では山口組分裂抗争で実際逮捕者も出ている。太田組長は組員の将来に事も思ったとされる説

●引退は偽装でこれから報復に出る為に地下に潜ったのではないかという説

●六代目山口組側から何らかの「命の保証をするから引退せよ」等、忠告を受け引退したのではないかと言われている。太田守正組長が二代目西脇組を出て大阪府警で自身の引退、組の解散を出した後に六代目山口組から傘下組織に「一切手出しはするな」との通達が出ている。

この様に引退の理由が錯そうしている。真実は太田守正組長知るのみである。


 

六代目山口組の報復計画・神戸山口組は傘下武闘派太田興業引退解散届により破門処分【山健組:神戸山口組】

神戸山口組 令和二年組指針「不易流行」五代目山健組「敢為邁往」

殆どのヤクザ組織は来年度のスローガンの様な組指針を立てる。

この日神戸山口組で発表された令和二年組指針「不易流行」で意味は〈初心を忘れず時代の変化を読み取り、柔軟性を持って改革して行く〉だという。

また定例会(納会・事始め)終了後、若頭会も行われて同日、正午までに解散したらしい。

翌12月14日山健組も傘下組織健竜会で(納会・事始め)

山健組トップ中田組長不在の五代目山健組でも納会(事始め)が行われた。

↑健竜会本部事務所

当局より山健組本部事務所は使用制限を受けている為、山健組傘下組織の六代目健竜会(西川良男会長)事務所で行われた。

山健組の来年の組指針は『敢為邁往(かんいまいおう)』。目的に向かって困難をものともせず自ら思い切って、まっしぐらに進んでいくと言う意味。

また拘留中の中田浩司組長の言葉を山健組ナンバー2の與則和若頭(與組々長)が代読して組員を気遣った言葉「心配するな」等の言葉を読まれたらしい。

度重なる六代目山口組からの報復活動に対山健組は本腰を上げるのだろうか

【追記あり】山健組中田浩司(広志)組長が逮捕起訴:山健終わったのか?神戸山口組井上邦雄組長も逮捕?組長不在で山健はどうなる?

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